真言(しんごん)とは、サンスクリット語のマントラ(मन्त्र Mantra)の訳語で、「(仏の)真実の言葉、秘密の言葉」を意味し、浄土真宗を除く多くの大乗仏教の宗派で用いられる呪術的な語句です。仏の言葉を音写したもので、仏や菩薩(ぼだい)の誓いや教え、功徳などを秘めているといわれています。
短いものを真言といい、長いものを陀羅尼(だらに)と呼びます。
僧の修行だけでなく、健康、安産、出世などの願いをかなえるものとして古くから民間に浸透していました。病を癒したり、毒蛇から身を護るため、だれもが唱えることができるものだったのです。
真言は、仏教が生まれる前の古代インドで、ヒンドゥー教の前身であるバラモン教の僧が唱えていた呪文(まじない)に由来します。
真言は唱えてもいいの?
真言を唱えると、心の迷いや欲望、煩悩を取り除き、物事を前向きに進めることができると言われています。また、真言の音の波動が潜在能力に働きかけ、願い事を叶えたり、困難を達成させたりすることができるとも言われています。
真言を唱えることで得られる効果は、真言によって異なり、繰り返し唱えることで効果を発揮すると言われており、健康、安産、出世などの願いを叶えたり、病を癒したり、毒蛇から身を守ったりするためのものがあります。
真言は、特別な修行を積んだ者だけが唱えることができる、非常にパワフルな祈りの言葉とされています。そのため、一般人は唱えてはいけないとされています。